ベールに包まれた精密機械工学科~取得できる資格・将来設計は~

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精密機械工学科、卒業後の進路は?

精密機械を学んだあとの就職先

理工学部の他の学科の学生がそうであるように、精密機械工学においても大学院への進学者が非常に多い。そして、修士課程を終えたのちに就職することがある。就職先としてまず挙げられるのはメーカーだ。家電、機械、コンピュータといったメーカーで、精密機械の開発や改良に携わり、現場へ貢献していくことになる。
次に、研究所で研究を続けることも可能である。もちろん、これは所属の大学に残り、博士課程に進んでも行うことができる。新たなジャンルの機械や、最先端の技術を生かした機械の開発を行う場合、市販を目指すメーカーより、こうした研究の道を志す人も少なからずいるようだ。いずれにしても、精密機械、特に医療機器は、医療・介護の現場で今後需要がさらに増大することが予想される。精密機械工学を見に付ければ、今後の社会で仕事に困ることはまずないだろう。

気になる収入は?

理工学部卒の学生でよく聞くのが、「就職に成功したのに、十分な収入が得られない」という悩みだ。特に研究職の場合、成果を上げるのに時間がかかり、収益が努力に見合わないケースもあるだろう。しかし、あるデータでは精密機械技術者の平均収入は1000万円ほどとも。これは、決してほかの一般企業と比べても、見劣りする金額ではないだろう。
また、女性でも精密機械工学を修める人は少なくない。女性は小柄な分、手も小さい人が多く、細かな作業を延々と行うことに適している。
実際に働いている人の中にも、一度覚えたノウハウを生かし、最先端の技術を吸収して、長年現場で活躍し続ける技術者も少なくないようだ。また、もし精密機械の現場から距離を取りたいと思ったら、大学で精密機械を勉強するときにとっておいた教職の資格や、司書の資格が役に立つだろう。こうした資格を生かし、後進である学生たちに知識や技術を伝播する進路も悪くない。


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